東芝 dynabook TB95/NGの実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
東芝 dynabook TB95/NG(型番:PTB95NG-LHA)
今回レビューさせていただく製品は 3,840×2,160ドット の超高解像度を誇る4K液晶を搭載した東芝の15.6インチ ノートPC「dynabook TB95/NG(型番:PTB95NG-LHA)」です。
東芝は2014年4月25日にT954を発売し、これが世界で初めての4K液晶を搭載したノートパソコンとなりました。今回レビューさせていただくdynabook TB95/NG(PTB95NG-LHA)は4K液晶搭載ノートパソコンの先駆けである東芝が送り出す渾身のハイスペックノートパソコンとなります。グラフィック機能もAMD Radeon R9 M265Xを搭載しているので、4Kの魅力を余すことなく表現が可能!
製品の外観やパソコンの機能性、ベンチマークスコアも含めて早速レビュー開始!
今回レビューをする東芝 dynabook TB95/NGの構成を見てみよう!
モデル名/型番 | dynabook TB95/NG (PTB95NG-LHA) |
---|---|
ディスプレイ | 15.6型ワイド Ultra HD(4K)TFTカラー (3,840×2,160ドット) タッチパネル付き |
CPU | Intel Core i7-4710HQモバイル・プロセッサー |
メモリー | 16GB(8GB×2) PC3L-12800(DDR3L-1600) SDRAM デュアルチャネル |
グラフィックス | AMD Radeon R9 M265X 9,985MB (メインメモリと共用) |
ハードディスク | 1TBハイブリッドドライブ(HDD + NAND型フラッシュメモリ) |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応、DVDスーパーマルチドライブ機能対応) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠 |
Officeソフト | Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービス 搭載 |
OS | Windows 8.1 Update 64 ビット |
外観チェック
天板部
天板のカラーはサテンゴールドです。材質はアルミ(おそらく)で、ヘアライン加工が施されています。ギラついた感じではなく、落ち着いた雰囲気の色合いで高級感が漂います。端には「dynabook」のロゴが刻印されています。


サイド
右サイドにはヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、USB3.0ポート×2、HDMI出力端子、セキュリティロック・スロットを装備。

左サイドにはLANポート、USB3.0ポート×2を装備。光学ドライブはBDXL対応のブルーレイディスクドライブを搭載。

正面
ディスプレイを開いたところです。キーボード部分やパームレストは天板と同じサテンゴールド。こちらもヘアライン加工が施されています。ディスプレイフレームはブラックとなっています。

ディスプレイ
本機の最大の特徴である15.6インチ Ultra HD(4K)TFTカラー (3,840×2,160ドット)液晶ディスプレイです。4Kの鮮やかさを損なわないように光沢液晶が採用されています。

こうして見てみると、本機の光沢液晶はそこまで写り込みがキツくないように感じます。

液晶を間近で撮影してみました。超高解像度画像を細部まで繊細に描写できる4K液晶は、色鮮やかでキメが細かくフルHDよりもさらに奥行きを感じることができます。

キーボード部分
キーボードはテンキー付きです。キーピッチは約19.5mmで、キーストロークは約1.5mmでした。キータッチも良く押しやすいキーボードだと思います。また、キーの表面を加工しているのか分かりませんが、若干滑りにくい素材となっています。


キーボードはバックライトが搭載されています。

電源は右上に配置されています。電源を入れるとボタンの周りが白く点灯します。電源ボタンのちょうど下の部分には「harman/kardon」のロゴ。harman/kardon(ハーマン・カードン)は世界的に有名なオーディオ機器ブランドで、2004年頃から東芝のコンシューマー向けノートパソコンに採用されています。

「AMD Radeon」のシールです。本機には AMD Radeon R9 M265X グラフィックスが搭載されているので、4K液晶の魅力を余すことなく表現してくれます。

タッチパッドはボタン一体型のタイプです。質感がサラサラしており指通りが良いです。クリックも押しやすく感触も良いです。フチはメッキ加工されており、細部にまでこだわりが感じられます。

デバイスインジケーター(状態表示ランプ)は左から「充電 LED、電源 LED、ワイヤレスLAN機能 LED」となっています。デバイスインジケーターの右下にはブリッジメディアスロットが装備されています。

裏面
裏面はプラスチック素材で、カラーはチョコレートブラウンといった感じでしょうか。メモリへのアクセスはネジ1本と容易にできます。

開角度
ディスプレイの最大開角度です。130°といったところでしょうか。

電源アダプター
上が本機に採用されている電源アダプターで下が同じ東芝のノートパソコンdynabook Satellite B453の電源アダプターです。一目して倍以上大きいのが分かります。高性能なグラフィックチップを搭載しているので、その分多くの電力を消費します。

ベンチマークを計測してみた
「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」のベンチマークを走らせてみました。AMD Radeon R9 M265Xはどれほどのスコアを出すのか見てみましょう。
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (高品質ノート)]

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1920×1080ドット (高品質ノート)]

ある程度高度なゲームでも問題なくプレイできそうです。動きも滑らかで、ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼアなら1920×1080ドットでもストレスなく動作するレベルです。
東芝 dynabook TB95/NG(型番:PTB95NG-LHA)についてのまとめ
本体の厚みと電源アダプターのサイズから、モバイルノートとしての使用には向いていないかと思います。おそらく家内での使用がメインになる機種ではないでしょうか。
4K液晶を搭載する本機は1つ1つのドットが緻密なので圧倒的に美しく繊細な描写を実現しています。一眼レフカメラで撮影した4K写真も、その解像度のままフル画面で見ることが可能です。また、harman/kardon
のオーディオスピーカーを搭載しているので、動画や映画をより臨場感豊かに楽しむことができ、AMD Radeon R9 M265Xグラフィックス搭載で3Dゲームも快適に楽しめます。東芝 dynabook TB95/NG(型番:PTB95NG-LHA)はマルチメディアを全て楽しむための究極の1台と言っても過言ではないかと思います。

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