GeForce GTX 980 Super JetStreamのレビュー
今回レビューする製品はコレっ!
Palitオリジナルクーラーを搭載した「GeForce GTX 980 Super JetStream」
今回レビューさせていただく製品はドスパラが国内正規代理店を務めるPalit Microsystems(パリット マイクロシステム)の「GeForce GTX 980 Super JetStream(型式:NE5X980H14G2-2042J)」です。
本機はGTX980のベースクロックを1127MHzから1203MHzに、そしてビデオメモリのクロックを7000MHz相当から7200MHz相当にオーバークロックした製品となります。
Palit製品のハイエンドモデルに採用されるオリジナルクーラー「JetStream」を搭載。10cmの大口径「TurboFan Blade」ファンやセミファンレス駆動の「0-dB TECH」により、冷却性、静音性、そしてワットパフォーマンスにも優れたモデルとなります。
GeForce GTX 980 Super JetStreamのスペックを見てみよう!
モデル名 | GeForce GTX 980 Super JetStream(NE5X980H14G2-2042J) |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce GTX 980 |
CUDAコア数 | 2,048基 |
コアベースクロック | 1,203MHz |
ブーストクロック | 1,304MHz |
メモリ規格 | GDDR5 |
メモリ容量 | 4,096MB |
メモリクロック | 7,200MHz |
メモリバス | 256bit |
インターフェイス | mini-DisplayPort×3、mini-HDMI×1、DVI-I×1 |
対応バス | PCI-Express3.0 x16 |
補助電源コネクター | 6ピン+8ピン |
まずはパッケージをチェック
カード本体が大きいのでパッケージサイズも大きめです。ブラック調のシンプルなデザインのパッケージですが、文字がゴールドなので高級感があります。

Super JetStreamの「Super」の部分はシールのようです。後付けのモデル名なのでしょうか?

パッケージの裏面です。

本体をチェック
ファン側
黒いプラスチック製のボディに赤い金属製のカバーが取り付けられています。質感も良いです。

ジェットエンジンをモチーフにした10cmの大口径ファン「TurboFan Blade」が2基搭載されています。この2基のファンのうち1基は通常の回転とは逆方向に回転します。そうすることにより気流がぶつかることなく一方向に流れるため、冷却効率のアップに繋がっています。また、動作時には白色のLEDが発光するので目で見る楽しさも味わえます。



カードの端には「JetStream 風」のロゴ。

上部
大型のヒートシンクが採用されています。カードの全長が約280mmなので、PCケースによってはカードが長すぎて取り付けられない場合もあります。

GeForce GTX 980 Super JetStreamのヒートパイプです。

スロット側
スロット側です。拡張スロットは2.5スロット占有となります。SLIをお考えの方はカード厚の都合でSLIができないマザーボードがありますので、ご注意ください。

基盤側
基盤側です。基盤側は金属プレートでがっちり保護されています。GeForce GTX 980 Super JetStreamはカード自体が大きく、また重量もあるのでこの金属プレートが基盤の歪みを抑える重要な役割を果たしています。

カードの先端
8mm径ヒートパイプが3本確認できます。

ポート側
インターフェースは mini-HDMI×1、mini-DisplayPort×3、DVI-I×1 となります。

ベンチマークを計測してみた
ベンチマークの検証環境は以下の通り
CPU | インテル Core i7-4790 プロセッサー |
---|---|
メモリー | 8GB (4GB x2, デュアルチャネル) |
マザーボード | GIGABYTE H97チップセット |
SSD | インテル SSDSC2MH120A2(120GB SATA 6Gbps) |
電源 | 750W (80PLUS GOLD認証) |

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GeForce GTX 980 Super JetStreamについてのまとめ
ハイエンドGPUの「NVIDIA GeForce GTX 980」を搭載しているので、ベンチマークは文句なしのスコアとなりました。また、GeForce GTX 980 Super JetStreamはオーバークロックモデルなので、定格クロックのリファレンスモデルより若干スコアも高いと推測されます。これだけのスコアが出せるのであれば、描写が細かな重たいゲームでも快適にプレイが可能です。
本機はGPU温度が60℃以下でファンの回転が完全に停止する「0dB-Tech」を搭載しているので、停止時はもちろん静かなのですが、ファンの回転時も驚くほど静かでかなり静音性に優れたモデルだと感じました。
さすがハイエンドモデルだけあってカードの全長が280mmとだいぶ長いので、単品で購入をされる際はしっかりケース内部のスペースを確認した上で購入をするようにしましょう。
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