G-TUNE im550SA8の実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
G-Tune NEXTGEAR-MICRO im550SA8
今回レビューさせていただく製品はマウスコンピューターのゲーミングパソコン「G-Tune」の NEXTGEAR-MICROシリーズ im550SA8 です。CPUに Intel Core i7-4790、ビデオカードに NVIDIA GeForce GTX770 4GB を搭載しているハイエンドモデルとなります。
メモリは大容量の16GB(8GB×2枚)、電源は700Wの80PLUS GOLD認証電源を搭載。ケースはマウスコンピューターの定番 IN WIN製 NEXTGEAR-MICRO シリーズとなります。
採用されているパーツやケースの仕様、ベンチマークスコアも含めて早速レビューしていきましょう!
今回レビューをするG-Tune NEXTGEAR-MICROの構成を見てみよう!
モデル名 | NEXTGEAR-MICRO im550SA8 |
---|---|
CPU | インテル Core i7-4790 プロセッサー |
CPUクーラー | Cooler Master製 CPUクーラー |
メモリー | 16GB (8GB×2/ デュアルチャネル) |
マザーボード | GIGABYTE GA-H81M-D3V-JP |
ビデオカード | ZOTAC製 NVIDIA GeForce GTX770 4GB |
ハードディスク | 2TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 700W 電源(FSP製 / 80PLUS GOLD) |
ケースの外観チェック
フロント部
G-Tuneの定番ミニタワー NEXTGEAR-MICROのフロントです。フロントの大半がメッシュ加工されているのが特徴ですね。もちろんこれには意味があり、ゲームパソコンの発熱量を考慮して放熱性を重要視した作りとなっています。
ちなみにこのケースはIN WIN製のOEM版ケースで、「IW-BR665」というケースがベースとなっています。

フロントメッシュは簡単に取り外しが可能。フロントファンにはホコリが溜まりやすいので、手軽に掃除ができるのが嬉しいですね。

カスタマイズで17メディア対応マルチカードリーダーを搭載することが可能です。値段もお手頃なので是非追加をしてみてはいかがでしょうか?

天面部
ミニタワーという筐体にも関わらず、天面部には大きなファンが搭載されています。このサイズのケースでは珍しいですね。好感が持てます。

背面部
背面はスッキリまとまっていると言いたいところですが、上部から露出している青いUSBケーブルが邪魔です…これはフロントUSB3.0の延長コード的役割を果たすケーブルです。このケーブルを背面のUSB3.0の端子に挿さないとフロントUSB3.0が使えません。まぁ背面ですし見た目はさほど気にはなりませんが、背面のUSB3.0が1つ塞がれてしまうのはちょっと残念…

本機の場合だとマザーボードに搭載されているUSB端子がUSB3.0×2とUSB2.0×2の合計4つしか端子がないので、ご覧の通りフロントUSB3.0を有効にすると3つしか使えない…これはかなり痛いですね…USBハブは絶対に必要になるかと思います。

サイド部
正面向かって左側のサイドパネルは広範囲にメッシュ加工が施されています。これだけ広範囲なら熱がこもる心配もありません。夏場も安心して使用ができます。

正面向かって右側のサイドパネルにも通気口が完備されています。ちょうどハードディスクを格納する部分なので、ハードディスクの発熱を考えた上で設置されているものと思われます。

内部チェック
内部はミニタワーにも関わらず、とてもスッキリしているのが印象的です。配線も上手にまとめられています。マザーボードの規格はMicroATX。

下の写真のように既設のハードディスクの下にもう1か所3.5インチベイがあり、ハードディスクの増設が可能です。フロントの下部からベイを取り出して増設出来ますが、ハッキリ言って面倒です…しかも電源ケーブルと干渉してしまうので、あまりオススメはできません…

CPUクーラーはCooler Master(クーラーマスター)製の物が採用されています。おそらくOEM生産かと思われます。

マザーボードはGIGABYTE製の物が採用されていました。型番は「GA-H81M-D3V-JP」。組み込み用のOEM製品です。一般に市販されているモデルで「GA-H81M-D3V」というモデルがありますが、これの廉価版と考えて間違いないかと思います。一見して「削られてるなぁ…」と気付いた部分は、USB3.0端子×2、USB 3.0ピンヘッダーです。

ビデオカードは ZOTAC製の NVIDIA GeForce GTX770 4GB を搭載。オレンジ色のファンが2基搭載されています。

電源は FSP の700Wの80PLUS GOLD認証電源を搭載。型番は「FSP700-80EGN」と記載がありましたが、検索してもあまりヒットしなかったので、組み込み用に作られた電源かと思われます。

ベンチマークを計測してみた
今回は、「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」のベンチマークを走らせてみました。前回レビューした「GALLERIA XF-A」がCPUにIntel Core i7-4770K、ビデオカードはGTX770を搭載したモデルでしたので、丁度「Haswell Reflesh」と「Haswell」のCPU性能比較もできます。その部分も参考にしていただければと思います。
※ちなみに今回のベンチマークでは1280×720ドットを走らせていませんので、予めご了承ください。
1920×1080ドット (高品質デスクトップPC)

1920×1080ドット (最高品質)

ゲームを快適にプレイするには申し分ない性能かと思います。「GALLERIA XF-A」と比べると若干ですがスコアがよかったので、一概には言えませんがこの部分の差が「Haswell Reflesh」のIntel Core i7-4790と「Haswell」のIntel Core i7-4770Kの差なのかと思います。
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