NEXTGEAR-NOTE i5900の実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
NEXTGEAR-NOTE i5900シリーズ(GTX980M/ノートPC)「i5900SA2」
今回レビューさせていただく製品はマウスコンピューターの15.6インチ ゲーミングノートパソコン G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5900シリーズ「i5900SA2」です。
本機の一番の特徴は 3,840×2,160 の高解像度を誇るシャープ製の「IGZO」IPS 液晶を採用している点です。IGZO液晶は高精細、低消費電力という特長を持つ非常に優れたIPS 液晶です。
製品のスペックとしては、CPUにインテル Core i7-4720HQ プロセッサー、そしてグラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 980M を搭載しており、様々なゲームタイトルに対して高パフォーマンスが期待できるハイエンドモデルとなります。
NEXTGEAR-NOTE i5900SA2の構成を見てみよう!
モデル名 | NEXTGEAR-NOTE i5900SA2 |
---|---|
ディスプレイ | 15.6型 クアッドフルHDノングレア 「IGZO」 (3,840×2,160/ IPS/ LEDバックライト) |
CPU | Intel Core i7-4720HQプロセッサー |
メモリー | 16GB PC3-12800 (8GB×2/デュアルチャネル) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX980M(4GB) |
SSD | 120GB Serial ATAIII |
ハードディスク | 1TB SerialATAII 5400rpm |
光学ドライブ | ※非搭載 |
※本機は内蔵光学ドライブ非搭載(搭載できない)となります。光学ドライブをご使用の際は外付け光学ドライブが必要となりますので、ご購入の際はご注意ください。
外観チェック
天板部
ブラックのシックなデザインが印象的な外観です。表面はヘアライン加工が施されています。アルミの外装で高級感があります。

天板の左側に刻まれたG-Tuneのロゴです。

サイド
正面向かって左サイドです。厚さ29mmとゲーミングノートにしてはかなり薄い仕様となっています。
左サイドのインターフェースは HDMI ×1、USB3.0ポート ×1、mini DisplayPort ×2 となります。

正面向かって右サイドです。右サイドのインターフェースは S/PDIF(ミニジャック) ×1、マイク入力 ×1、ヘッドフォン出力 ×1、USB3.0ポート ×2、LANポート ×1 となります。マルチカードリーダーも装備されています。

背面部
背面には電源アダプターの差し込み口と、eSATAポート(USB 3.0ポートと共用)が配置されています。

正面から
NEXTGEAR-NOTE i5900の天板をオープンした状態です。フロントの角がカットされていたりなどデザイン性があり、カッコいいデザインだと思います。
なお、本機は天板と本体の比重を工夫することで片手だけで天板の開閉を行う事が可能なユーザーに優しい仕様となっています。

ディスプレイ
ディスプレイは15.6インチの非光沢(ノングレア)ディスプレイが採用されています。非光沢タイプなので光の反射や映り込みが目立ちにくく、ゲームの長時間プレイでも目が疲れにくい特徴があります。

本機の最大の目玉であるシャープ製の「IGZO」IPS 液晶。画面解像度は3,840×2,160 ドットのクアッドフル HDとなります。高精細かつ低消費電力という高性能な液晶です。




キーボード部分
キーボードはテンキー付きです。キーピッチが約 19mmでストロークが約 2mmとなります。個人差はあるかと思いますが、キータッチも軽めで押し心地が良いキーボードだと思います。パームレスト部分は天板と同じアルミヘアライン加工が施されています。


キーボードはバックライトを搭載しています。

電源は右上に配置。電源を入れるとブルーのLEDが点灯します。


キーボード左上には「G-TUNE」のロゴ。

タッチパッドはごく普通の使いやすさだと思います。クリックボタンは新構造のものが採用されており非常に押しやすいです。従来の「カチカチ」という音もしません。

フロント部分にはデバイスインジケーター(状態表示ランプ)を搭載。

裏面
裏面はフラットなデザイン。高性能なビデオチップを搭載しているので発熱を考慮して通気口が随所に設けられています。バッテリーは内蔵型のタイプとなります。
なお、本機の内部へのアクセスは裏面のカバーを丸ごと外す必要があります。メモリ増設用のアクセス用カバーも存在しないので、メモリー1枚増設するのにも裏面カバーを外す必要があります。

内部
15.6インチディスプレイ搭載の筐体で、尚且つ厚さ29mm (折り畳み時)というサイズにも関わらずファンが3基(CPUファン ×1、GPU用ファン ×2)も搭載されています。メモリーはキーボード側の基盤に16GB(8GB×2)搭載されているので空きスロットが2つあります。最大32GBまで増設が可能。



ACアダプタ
高性能ビデオチップ搭載モデルで消費電力が高いため、ACアダプタは容量が大きいものが採用されています。なお、レビュー本機にはDELTA製のACアダプタが採用されていました。


ベンチマークを計測してみた
ベンチマークの定番 3DMark「Fire Strike」と「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」のベンチマークを走らせてみました。現時点でMobile向けGPUの最上位となるGeForce GTX 980Mはどれ程のスコアを出すのでしょうか?結果は下をご覧ください。
3DMark「Fire Strike」

FF XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (高品質ノート)] DirectX 9

FF XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1920×1080ドット (高品質ノート)] DirectX 9

FF XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (高品質ノート)] DirectX 11

FF XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1920×1080ドット (高品質ノート)] DirectX 11

文句なしのハイスコアです。Mobile向けGPUでここまでのスコアを出せるとはさすが。蒼天のイシュガルドではDirectX 9、DirectX 11のそれぞれのモードでベンチマークを走らせていますが、より描写が立体的なDirectX 11でも快適に動作しました。NEXTGEAR-NOTE i5900SA2は描画設定や表示解像度が高めでも快適にゲームを楽しめる最高のゲーミングノートパソコンと言えます。
NEXTGEAR-NOTE i5900シリーズ「i5900SA2」についてのまとめ
実機を使用して長々とレビューしてきましたが、実際に使用している中で「NEXTGEAR-NOTE i5900SA2」はとても完成度の高いゲーミングノートだと随所で感じることができました。デザイン、質感、操作性、性能どれを取っても文句なしの1台だと思います。
正直なところ、ここまでのスペックを兼ね備えているなら30万円を超えても不思議ではないのですが、税込みでも25万円を余裕で切っています。他メーカーの同スペックノートパソコンと比べると少し安すぎな感じもしますが、それほどコストパフォーマンスが高いゲーミングノートと言えます。
ハイエンドゲーミングノートパソコンをお探しの方には非常におすすめのモデルです。
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