NEXTGEAR i640PA5-SPの実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
G-Tune NEXTGEAR i640PA5-SP
今回レビューさせていただく製品はマウスコンピューターのゲーミングパソコン「G-Tune」の NEXTGEARシリーズ i640PA5-SP です。CPUに Intel Core i7-4790K、ビデオカードに NVIDIA GeForce GTX980 4GB を搭載しているハイエンドモデルとなります。
メモリは大容量の16GB(8GB×2枚)、電源は700Wの80PLUS GOLD認証電源を搭載。ケースはまるでナイト(騎士)のような独創的なデザインのG-Tuneオリジナルミドルタワーケースが採用されています。
採用されているパーツやケースの仕様、ベンチマークスコアも含めて早速レビューしていきましょう!
今回レビューをするG-Tune NEXTGEAR i640PA5-SPの構成を見てみよう!
モデル名 | NEXTGEAR i640PA5-SP |
---|---|
CPU | インテル Core i7-4790K プロセッサー |
CPUクーラー | Cooler Master製 CPUクーラー |
メモリー | 16GB (8GB×2/ デュアルチャネル) |
マザーボード | MSI Z97-S01 |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX980 4GB GDDR5 256Bit |
SSD | Crucial MX100 512GB(カスタマイズで追加) |
ハードディスク | 2TB SerialATAIII 7200rpm (6Gbps/ SATAIII接続) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 700W 電源(FSP製 / 80PLUS GOLD) |
ケースの外観チェック
フロント部
まるでナイト(騎士)のようなフロントの独創的なデザインです。公式サイトによると「ゲームに対するスピード感をイメージ」しているとの事。まさしくゲーミングパソコンといった風貌です。フロントパネルは艶有りのグロスブラック仕上げ。購入時には保護シールが貼ってあります。

フロントパネル下部は騎士の兜のようなデザイン。グロスブラック仕上げのフロントにブラッククロムが映えます。この部分はデザイン性だけでなく、吸気口としても機能しています。デザインを上手く活用していますね。


正面向かって右手側をドアのように引けばフロントパネルが開きます。実はこのフロントパネルは着脱可能で、無しのままでも使用できる作りとなっています。フロントパネルの有無はデザインも含め好みが分かれやすいとはいえ、敢えて外して使う方がいるのでしょうか…?※ちなみに取り外した際に留め具部分が空洞となりますが、同梱されているキャップパーツをつけることで補完することができます。

5.25インチベイが2つに内蔵型カードリーダーなどを搭載させる3.5インチベイが1つあります。

下部は広範囲でメッシュ加工されています。十分なエアフローが得られるかと思います。

フロントメッシュの裏側にはブルーのLEDが施されています。フロントパネルを閉めると丁度ブラッククロムの部分と重なるため、まるでロボットの目のように光輝く仕組みになっています。細部までこだわりを感じる作りですね。

天面部
天面部にはポート類が設置されています。左からマルチカードリーダー、USB3.0×2ポート、USB2.0×2ポート、ヘッドフォン端子、マイク端子となります。手前はポケットのようになっており、スマートフォンやフラッシュメモリなどを置くことができます。


背面部
本機の背面ポートはキーボード/マウスポート、USB2.0×2ポート、USB3.0×4ポート、LAN ポート、オーディオポート(マイクイン、ラインアウト、ラインイン、サラウンド・サイドスピーカー出力、サラウンド・バックスピーカー出力、センター・ウーファー出力)です。マザーボード上の映像出力端子は使用しない(ビデオカード搭載モデルのため)ので、それぞれ誤接続を防ぐためカバーが取り付けられています。背面には水冷用ホールも備えられています。

本機に搭載されているビデオカード(GeForce GTX980)の外部出力インターフェースはDisplayPort×3、HDMI×1、Dual-Link DVI-D×1となっています。

サイド部
正面向かって左側のサイドパネルは吸気用にメッシュ加工が施されています。電源を投入するとビデオカードの「GEFORCE GTX」という文字が点灯し、サイドパネルのメッシュ部分からちょうど見えるようになっています。


正面向かって右サイドです。特に変わった部分はありません。

内部チェック
NEXTGEARのオリジナルケースは一般的なミドルタワーより筐体が若干小さめですが、ビデオカードの設置スペースやエアフローなど計算されて作られているので内部はスッキリまとまっています。

3.5インチシャドウベイは全部で4個、本機はハードディスクを1基、SSDを1基搭載しています。

CPUクーラーはCooler Master(クーラーマスター)製の物が採用されています。おそらくOEM生産かと思われます。

マザーボードはMSI製の物が採用されていました。型番は「Z97-S01」。組み込み用のOEM製品です。一般に市販されているモデルで「Z97 GUARD-PRO」というモデルがありますが、おそらくそのモデルの廉価版ではないかと思います。

ビデオカードは NVIDIA GeForce GTX980 4GB を搭載。ラベルなどを調べてみましたがどこのメーカーかは分かりませんでした。リファレンスモデルのようですね。




電源は FSP の700Wの80PLUS GOLD認証電源を搭載。型番は「FSP700-80EGN」と記載がありましたが、検索してもあまりヒットしなかったので、組み込み用に作られた電源かと思われます。

ベンチマークを計測してみた
今回は、ベンチマークでお馴染みの3DMark「Fire Strike」と「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」の2つのベンチマークを走らせてみました。GeForce GTX 900シリーズの最上位機種(2015年1月現在)「NVIDIA GeForce GTX980」の実力はいかに!?
3DMark「Fire Strike」

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (最高品質)]

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1920×1080ドット (最高品質)]

3DMark「Fire Strike」では10,000を軽く超えてきました。前にレビューをした「GeForce GTX 780 Ti」とスコアと比較してもCPUの性能差は若干ありますが、15%程度高いスコアを記録しています。ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編では前にレビューをしたIntel Core i7 4770K,GTX770 SLIを搭載した「GALLERIA XF-SLI」とほぼ変わらないスコアとなりました。 シングルGPUでここまでのスコアが出せれば買う価値十分有りですね。NVIDIA GeForce GTX980 搭載パソコン、おすすめです。
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