MDV ADVANCEの実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
MDV ADVANCE MDV-GZ7540B
今回レビューさせていただく製品はマウスコンピューターのデスクトップパソコン MDV ADVANCE シリーズ「MDV-GZ7540B」です。「MDV ADVANCE シリーズ」は第4世代 インテル Core プロセッサーを搭載したシリーズで、自分に合った仕様に細かくカスタマイズできるモデルが多数ラインナップされています。
今回入手したレビュー機はCPUに「インテル Core i7-4790」、ビデオカードに「GeForce GTX 960」を搭載したミドルレンジクラスのモデルで、マウスコンピューターの公式サイトによれば同シリーズの中で1番人気のモデルとなります。CPUクーラー、メモリー、ハードディスク、光学ドライブなどカスタマイズの自由度が高いモデルなので、今回は標準仕様を色々カスタマイズしてみました。カスタマイズの内容も含めてご購入時の参考にしていただければと思います。
今回レビューをする MDV ADVANCE MDV-GZ7540B の構成を見てみよう!
モデル名 | MDV-GZ7540B |
---|---|
CPU | インテル Core i7-4790 プロセッサー |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー(Liquid Solution) |
メモリー | 16GB [ 8GB×2 (DDR3 SDRAM PC3-19200) / デュアルチャネル ] |
マザーボード | インテル Z97 Expressチップセット搭載マザーボード (ATX) |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX960 (2GB) |
SSD | 256GB Samsung SM951 シリーズ M.2規格 |
ハードディスク | 1TB SerialATAIII 7200rpm (6Gbps/ SATAIII接続) |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ (BDXL書込対応) |
電源 | 500W 電源 (80PLUS GOLD認証) |
無線LAN | インテル Dual Band Wireless-AC 7260 DT ( IEEE802.11ac/a/b/g/n 最大867Mbps対応 ) + Bluetooth V4.0 + LE 準拠モジュール |
※上記スペック表の赤い字は基本構成からカスタマイズしているパーツとなります。
ケースの外観チェック
フロント部
MDV ADVANCE シリーズのフロントです。デザインと性能を一新した新ケースとなります。シンプルなデザインなのでどんな環境にも馴染みます。

電源ボタンはフロント上部の右端に配置されています。

光学ドライブの部分は自動開閉式の光学ドライブ用ベゼルが採用されています。

フロントインターフェースは、マイク入力、ヘッドフォン出力、USB 3.0 ポート × 2、10メディア対応マルチカードリーダーとなります。マルチカードリーダーが標準で搭載されているのは嬉しいですね。

フロントインターフェースのすぐ上には電源/アクセスLEDが配置されています。通常時は青、HDDアクセス時には紫に点灯します。


今回のレビュー機はカスタマイズにてオプションの「フロントメッシュパネル」へ変更しています。これによりエアフローの向上が見込めます。価格も1,900円(税抜)で変更可能とリーズナブル。

天面部
MDV ADVANCE の天面です。通気口などはありません。

底面部
MDV ADVANCE の底面です。電源部分にメッシュ状の通気口が完備されています。

インシュレーターはラバー製のものが採用されています。

背面部
背面のポート類は、USB 2.0ポート ×2、PS/2ポート(マウス、キーボード)、USB 3.0ポート ×4、LANポート、オーディオポート(マイクイン、ラインアウト、ラインイン、サラウンド・サイドスピーカー出力、サラウンド・バックスピーカー出力、センター・ウーファー出力)となります。マザーボード上の映像出力端子は本機では使用しないので、それぞれ誤接続を防ぐためカバーが取り付けられています。

レビュー機に搭載されているビデオカード(GeForce GTX960)の外部出力インターフェースは DVI-I ×1、DisplayPort ×3、HDMI ×1 となります。

サイド部
正面向かって左側のサイドパネルにはメッシュ状の通気口が完備させています。

正面向かって右サイドです。

内部チェック
MDV ADVANCE MDV-GZ7540Bの内部全体画像です。内部スペースは広く拡張性も高いです。

3.5インチシャドウベイは全部で4段となります。

3.5インチシャドウベイは着脱式HDDホルダを採用しているので、ストレージの入れ替えや増設も簡単です。

オプションの水冷CPUクーラー(Liquid Solution)です。カスタマイズで選択可能。

メモリーはPC3-19200対応の16G(8GB×2)を搭載。カスタマイズで選択可能。

オプションのM.2規格 SSDです。前回レビューしたマウスコンピューターのノートパソコンm-Book Wに採用されていたSSDと同じ規格です。こちらもカスタマイズで選択が可能。

レビュー本機に搭載されていたビデオカード「GeForce GTX960」はMSI製でした。型番は「GTX 960 2GD5」。ビデオメモリーは2GBとなります。ファンの形状はリファレンス仕様です、


電源は500Wの80PLUS GOLD認証電源。FSPブランドの電源ユニットが採用されていました。

ベンチマークを計測してみた
3DMark「Fire Strike」と「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」の2つのベンチマークを走らせてみました。なお「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」はDirectX 9で計測しております。
3DMark「Fire Strike」

ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド [1280×720ドット (最高品質)]

ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド [1920×1080ドット (最高品質)]

どんなゲームでも快適にプレイ可能なスコアです。描画設定や表示解像度が高めでも問題なくプレイできるかと思います。以前レビューした GeForce GTX970 を搭載したG-Tune NEXTGEAR-MICRO im560GA5のスコアと比べてみるとその数値に大きな開きがあるので「GeForce GTX960」と「GeForce GTX970」の間にはそれだけ大きな性能差があると言えます。
MDV ADVANCE MDV-GZ7540Bについてのまとめ
MDV ADVANCE MDV-GZ7540Bはミドルレンジクラスで比較的手が伸ばしやすい価格設定です。コストパフォーマンスがとても高く、カスタマイズの内容も豊富なのでマウスコンピューターのタワー型PCの中で人気ナンバー1というのも頷けます。実際、今回のレビュー機は標準仕様から色々カスタマイズをした仕様でしたが、個人的には本当に満足できる内容になったかなと思います。
採用されているオリジナルケースはシンプルで落ち着きがあり、拡張性も高いので、G-Tune を検討されている方も是非 MDV ADVANCE も候補に入れて検討してみてください。
当サイト管理人も今まで数多くのタワー型パソコンをレビューしてきましたが、MDV ADVANCE MDV-GZ7540Bは本当におすすめな1台です。
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