Lightning ARの実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
Lightning AR E03 (A78)
今回レビューさせていただく製品は、AMD APU搭載のドスパラのミニタワーパソコン「Lightning AR」です。
APU(CPUとGPUの機能を集積した統合プロセッサー)にクアッドコア(定格4.0GHz)のA10-6790Kを採用したモデルで、6万円前後(基本スペック)で購入できるコストパフォーマンスに優れた1台です。ビデオカードは非搭載となりますが、低価格なビデオカード位であれば退けてしまうほどの実力を持った内蔵型の高性能グラフィックス「RADEON HD 8670D」が魅力。
採用されているパーツの詳細やケースの仕様、AMD APU A10-6790K(RADEON HD 8670D)のベンチマークスコアも含めて早速レビュー開始!
Lightning ARの構成を見てみよう!
今回レビューをするLightning ARの構成スペック
モデル名 | Lightning AR E03 (A78) |
---|---|
APU | AMD A10-6790K (ベースクロック:4.0GHz/最大クロック:4.3GHz) |
CPUクーラー | ノーマルCPUファン |
メモリー | 8GB PC3-12800 (DDR3 SDRAM, 4GB x2, デュアルチャネル) |
マザーボード | MSI A78M-E35 |
グラフィック機能 | RADEON HD 8670D |
ハードディスク | 500GB (SATA3 500GB 7200rpm 32MB) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 350W 静音電源 |
ケースの外観チェック
フロント部
Diginnosオリジナルケース「EM041」のフロントです。公式サイトでもオリジナルと表記されていますが、IN WINのOEM生産品となります。シャーシ自体は他メーカーのBTOパソコンにも使用されているモデルなので、正確には「フロント部分がDiginnosオリジナル」ということになるかと思います。フロントの表面は非光沢で目の細かいシボ加工が施されています。

フロント中央にはUSB2.0×2ポート、マイク入力、ヘッドフォン出力が装備されています。

電源ボタンはフロント通気口の上部に配置されています。電源ボタンの並びにはHDDアクセスランプとリセットスイッチを装備。一見3つ全てのスイッチが押せそうですが、HDDアクセスランプはダミーなので押せません。

電源投入後、電源ボタンはブルー、HDDアクセスランプはアクセス時にホワイトに光ります。

天面部
ケースの天面です。通気口もなく至ってシンプル。

底面部
ケースの底面です。インシュレーター(足)はプラスチック製となります。

背面部
Lightning ARの背面部です。ミニタワー型のケースにも関わらず12cm角の背面ファンが装備されています。

マザーボード(MSI A78M-E35)のポート類は PS/2ポート(マウス、キーボード)、USB2.0ポート×4、DVI-Dポート、VGA(D-Sub15ピン)ポート、HDMI、USB3.0ポート×2、LAN、Audioです。マザーボードの規格はmicroATXですが、インターフェースは充実していると思います。

サイド部
正面向かって左側のサイドパネルには通気口が完備されています。

正面向かって右サイドです。

内部チェック
Lightning ARの内部です。ビデオカード非搭載のモデルなので内部はスッキリしています。

3.5インチシャドウベイは全部で2段。「ハードディスク×2基」や「SSD+ハードディスク」の構成も可能です。

CPUクーラーは「ノーマルCPUファン」です。おそらくAMDのリテールクーラーかと思われます。

マザーボードはMSIの「A78M-E35」が採用されていました。型番から見て分かる通り、AMD A78チップセットを搭載しているマザーボードです。

電源は350Wの静音電源を搭載。製品ラベルには「Diginnos」と記載がありますが、その下には「Produced by HuntKey」と表示されているのでOEM生産品で間違いないかと思います。型番は「LW-6350H-2」の物が採用されていました。

ベンチマークを計測してみた
「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」のベンチマークを走らせてみました。内蔵グラフィックスの RADEON HD 8670D はどれ程のスコアを出すのでしょうか?
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (最高品質)]

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (高品質)]

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (標準品質)]

1280×720ドットの標準品質で5,000オーバー(とても快適)という結果となりました。内蔵グラフィックスでここまでのスコアが出れば御の字ではないでしょうか。表示解像度と品質さえ上げなければファイナルファンタジー XIV に限らず、数多くのゲームタイトルが楽しめるかと思います。価格もリーズナブルで処理能力も高いオールラウンドな1台なので、管理人的にはかなりオススメのモデルです。
マウスコンピューターの売れ筋ランキング
今マウスで売れている人気の商品トップ3
Core i7-9700 と新定番グラフィックカード RTX2070Superを搭載したG-Tune HM-Bが堂々1位!