LEVEL∞ N-Class の実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
iiyama Lev-15FR077-i7-RS(LEVEL∞ N-Class)
今回レビューさせていただく製品はiiyama PCが展開するゲーミングブランド「LEVEL∞」(レベルインフィニティ) のノートPCモデル N-Class「iiyama Lev-15FR077-i7-RS」です。
本機は性能と省電力性に優れるMaxwell世代のミドルレンジGPU「GeForce GTX 960M」を搭載し、ディスプレイは15.6型のフルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶が採用されています。
多くの企業が海外に拠点を移す中、「LEVEL∞」(レベルインフィニティ)ブランドは国内生産にこだわり、徹底した品質検証や管理を行っている信頼のブランドです。高い製品クオリティと安心のサポート体制で幅広いゲームユーザーに卓越したエクスペリエンスを提供しています。
レビューで使用するiiyama LEVEL∞ N-Classの構成を見てみよう!
モデル名 | Lev-15FR077-i7-RS(LEVEL∞ N-Class) |
---|---|
ディスプレイ | 15.6型 フルHD(1920×1080ドット)対応非光沢カラー液晶 |
CPU | Intel Core i7-4720HQ プロセッサー |
メモリー | 8GB PC3-12800 (4GB×2/デュアルチャネル) |
チップセット | インテル HM87 Express チップセット |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX960M(2GB) |
ハードディスク | 1TB 2.5インチ Serial-ATA HDD |
光学ドライブ | 8倍速DVDスーパーマルチドライブ |
※レビュー機は標準仕様となります。
外観チェック
天板部
表面はラバー調の加工が施されており、滑りにくい仕様となっています。デザイン自体はシンプルです。表面素材が柔らかいため、キズが付きやすいので注意が必要です。

天板の左側には「LEVEL∞」のロゴ。

フロント
フロントの画像です。フロント部分の高さを計測してみたところ約29mmでした。


サイド
正面向かって左サイドです。インターフェースは、S/PDIF(ミニジャック) ×1、マイク入力 ×1、ヘッドフォン出力 ×1、USB3.0ポート ×2 となります。標準搭載の光学ドライブもこちら側に装備。

正面向かって右サイドです。右サイドのインターフェースは、SDカードリーダー、USB3.0ポート ×1、D-Sub ×1、LANポート ×1 となります。

背面部
背面には、USB3.0ポート ×1、HDMI ×1、mini DisplayPort ×1、ACアダプターの差し込み口が配置されています。
USB3.0ポートが左、右、後とそれぞれに完備されているのは嬉しいところ。

正面から
比較的シンプルな作りですが、フロントの角が斜めにカットされていたりなど細かな部分にデザイン性を感じます。

ディスプレイ
ディスプレイは15.6インチの非光沢(ノングレア)ディスプレイが採用されています。画面解像度はフルHD(1920×1080ドット)です。
映像などを見る分には問題ないのですが、グレア処理が若干キツめのようで、文字が少し滲んだように見えます。

視野角はそれほど良くありません。

キーボード周り
キーボードはテンキー付きです。キーピッチは約 19mm。普通にタッチしやすいキーボードだと思います。

キーボードはバックライトを搭載しています。

電源ボタンはキーボード面上部の中央に配置されています。電源投入後はホワイトLEDが点灯します。

スピーカーです。スピーカー部分には程よい傾斜があり、最適なリスニングポイントで音楽やゲームなどのBGMを聞くことができます。

タッチパッドはごく普通の使いやすさだと思います。クリックボタンは非常に押しやすく、軽い力で押すことができます。

フロント部分にはデバイスインジケーター(状態表示ランプ)を搭載。

裏面(底面)
裏面は以前レビューしたマウスコンピューターの「m-Book W シリーズ」にそっくりな作りをしています。このあたりは同じMCJグループである所以ですね。
裏面カバーは1枚物となっており、外す場合には裏面のネジを全て外す必要があります。ストレージの入れ替えやメモリーの交換を行う際は少しばかり面倒な作り。

ACアダプタ
高性能ビデオチップ搭載で消費電力が多い為、ACアダプタの容量は大きめです。なお、レビュー本機にはChicony Electronics製のACアダプタが採用されていました。


ベンチマークを計測してみた
ベンチマークの定番 3DMark「Fire Strike」と「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」のベンチマークを走らせてみました。ミドルレンジクラスとなるモバイルGPU「GeForce GTX 960M」はどの程度ゲームに適しているのでしょうか。結果は下をご覧ください。
3DMark「Fire Strike」

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iiyama Lev-15FR077-i7-RS(LEVEL∞ N-Class)についてのまとめ
当サイトでは初めての「LEVEL∞」の実機レビューでした。率直な感想としては「価格を含めた全体的なバランスが取れている優秀なモデル」だと感じました。
実機を使用して一番感じた部分は「マウスコンピューターのゲームノートPCモデル NEXTGEAR-NOTE に似ている」ということ。同じMCJグループ傘下なので、製造ラインなども同じなのかも知れません。どちらもコストパフォーマンスに優れたモデルばかりなので、あとは好みの問題となってくるのではないでしょうか。
「Lev-15FR077-i7-RS」は基本スペックで1TBのハードディスクを搭載しています。購入時のカスタマイズでSSDに変更も可能ですが、「SSD + HDD」のデュアルストレージは選択できないようです。この部分は少し残念。SSDへカスタマイズした際は、容量にもよりますが外付けハードディスクを検討する必要があるかも知れません。
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