GALLERIA XT-Aの実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
GALLERIA XT-A (KT19/H97)
今回レビューさせていただく製品は、2014年に発売されてからドスパラ不動の人気No.1ゲームパソコンに君臨している「GALLERIA XT-A」です。レビューする本機はCPUをカスタマイズで Intel Core i7-4790(Haswell Refresh)から4790K(Devil's Canyon)へスペックアップし、ビデオカードは NVIDIA GeForce GTX760 2GB を搭載しているモデルとなります。
CPUクーラーは「静音パックまんぞくコース」。電源はAcBel製の700W 80PLUS BRONZE認証電源を搭載しています。
※今回レビューをする GALLERIA XT-A は基本構成ではないので、ドスパラでカスタマイズした部分も含めてご購入の参考にしていただければと思います。
それでは、早速レビューしていきましょう!
今回レビューをするGALLERIA XT-Aの構成を見てみよう!
モデル名 | GALLERIA XT-A (KT19/H97) |
---|---|
CPU | インテル Core i7-4790K プロセッサー |
CPUクーラー | 静音パックまんぞくコース |
メモリー | 8GB PC3-12800(DDR3 SDRAM, 4GB x2, デュアルチャネル) |
マザーボード | ASUS H97-PLUS |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX760 2GB |
ハードディスク | 2TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 700W 静音電源 (AcBel 製 / 80PLUS BRONZE認証) |
ケースの外観チェック
フロント部
人気のガレリア専用 KTケースのフロントです。当サイトでも以前レビューしている前モデルの「GALLERIA XG-A」や「GALLERIA XF-A」などと見た目は同じですが、1点改良されている部分が「USB2.0ポート→SDカードスロット」の点です。個人的にはSDカードを頻繁に使用するのでかなり嬉しい変更点ですが、おそらくそういった使用者の声や利便性に応えるかたちで改良したものと思われます。

フロントにはUSB3.0ポート、SDカードスロットの他に、マイク入力、ヘッドフォン出力、リセットスイッチがあり、全て電源ボタンの付近に完備されています。

天面部
天面には通気口が2つ完備されており、背面側の通気口にはファンが搭載されています。天面や底面部分のパネルは一昔前のガレリアのケースと比べると薄く、少し触っただけでベコベコするのが残念…。アドバイスとしては、フロント側の通気口にもファンを増設すると強度も増すのでおすすめです。

背面部
マザーボード(ASUS H97-PLUS)のポート類はVGAポート、DVI-Dポート、HDMI、USB3.0ポート ×4、USB2.0ポート ×2、LAN、Audioです。

ビデオカードは「NVIDIA GeForce GTX760 2GB」を搭載。もちろん2スロット分を占有しています。映像出力は DVI x2、 HDMI x1、 DisplayPort x1 です。

サイド部
正面向かって左側のサイドパネルには2つ通気口が完備されています。この部分にファンを取り付けることも可能です。

正面向かって右側のサイドパネル上部にも通気口が完備されています。ちなみに今回のレビューで思ったのはサイドパネルが前のケースと比べて強度が落ちたな…と。厚みもそうですが、素材も前の方がしっかりしていました。ただ前のケースは重量もあったので、軽量化を図っているのかも知れませんね。

内部チェック
スッキリまとまっています。配線もキレイです。マザーボードの規格はATXですが、ケース内部はゆとりがあるように感じます。これはドスパラのケースがハイエンドなグラボでも搭載できるように奥行が長く設計されているからだと思います。これだけゆとりがあれば熱がこもる心配も少なくなりますね。

3.5インチシャドウベイは全部で5段。もちろん2.5インチのSSDやハードディスクを取り付けることも可能です。手前の突起部分に指を掛けて引けば簡単にHDDマウンタを取り出せるので、自分で増設をする際はとても便利です。

CPUクーラーは「静音パックまんぞくコース」。静音ももちろんですが、これだけ大きなファンとヒートシンクが付いていれば冷却機能もかなり期待できます。ドスパラのデスクトップパソコンには、ほとんどと言っていいほど採用されている「DeepCool/九州風神」製です。

マザーボードはドスパラ定番のASRock製ではなく、ASUSの「H97-PLUS」が採用されていました。このマザーボードはOEM製品ではなく、一般で市販されているモデルとなります。評判もまずまずのマザーボードのようです。市販モデルはネットで検索すれば簡単に評判やランキングが確認できるのでGOODですね。

ビデオカードはドスパラ定番の Palit Microsystems製。GPUはNVIDIA GeForce GTX760で型番は「NE5X76001042-1042F」となります。デザインがオシャレな感じです。


電源は AcBel(アクベル)製の700Wを搭載。80PLUS BRONZE認証電源です。基本構成だと500Wの80PLUS BRONZE認証電源となります。後々パーツやストレージの増設をお考えであれば、値段もお手頃なので700Wへのカスタマイズをオススメします。

ベンチマークを計測してみた
今回は、3DMark「Fire Strike」と「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」の2つのベンチマークを走らせてみました。ドスパラ不動の人気No.1ゲームパソコンはどんなスコアを出すのでしょうか?結果は下をご覧ください。
3DMark「Fire Strike」

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (最高品質)]

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1920×1080ドット (最高品質)]

ファイナルファンタジーの1920×1080ドット (最高品質)では若干10,000には届きませんでしたが、環境によっては超える場合もあるかも知れません。公式サイトによると7,000~が非常に快適にプレイできるラインなので十分な性能を満たしているかなと。幅広くゲームを楽しめる1台ではないでしょうか。
前回レビューをした Intel Core i7 4790、GeForce GTX770を搭載した「G-Tune NEXTGEAR-MICRO」と比較するとCPUのスペック差があるにも関わらずスコア的に開きがあったので、GeForce GTX760とGTX770では性能的になかなかの差があるのだと思われます。
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