GALLERIA XF-SLIの実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
GTX 770 SLI構成 GALLERIA XF-SLI
今回レビューさせていただく製品は「GALLERIA XF-SLI」です。CPUに Intel Core i7-4770K、ビデオカードに NVIDIA GeForce GTX770を2枚搭載したSLI構成のハイエンドモデルとなります。
PCケースはドスパラオリジナルケースではなく、INWIN(インウィン)製のフルタワー「GR one」が採用されています。
カスタマイズで256GBのSSDを追加搭載し、CPUクーラーは「静音パックまんぞくコース」。電源はSeasonic製の860W 80PLUS PLATINUM認証電源を搭載しています。
※今回レビューをする GALLERIA XF-SLI はデフォルトの基本構成ではないので、ドスパラでカスタマイズした部分も含めて検討やご購入の参考にしていただければと思います。
今回レビューをするGALLERIA XF-SLIの構成を見てみよう!
モデル名 | GALLERIA XF-SLI GR03 |
---|---|
CPU | インテル Core i7-4770K プロセッサー |
CPUクーラー | 静音パックまんぞくコース |
メモリー | 16GB PC3-12800(DDR3 SDRAM, 8GB x2, デュアルチャネル) |
マザーボード | ASRock Z87 Extreme3 |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX770 4GB x2, SLI |
SSD | 256GB |
ハードディスク | 2TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 860W (Seasonic 製 / 80PLUS PLATINUM) |
ケース | IN WIN GR one(ATX フルタワー) |
ケースの外観チェック
フロント部
INWIN(インウィン)製のフルタワーケース「GR one」のフロント部分です。フルタワーだけあってデカいです!公式サイズで 245(幅)×593(奥行き)×562(高さ)mm あります。見た目もゴツいですね…。「まさしくゲームパソコン」っといった風貌です。
メッシュ仕様のドライブベイがズラリと並んでいますが、実際に5.25インチベイとして使用できるのは上部の3段のみとなります。それ以下はデザインで、フロント吸気ファン用の通気孔、そして埃やチリの侵入を防ぐフィルターの役割を果たしています。もちろん着脱可能です。


フロント上部にはUSB 3.0 x 2 (内部コネクタ)、USB 2.0 x 2、HD/AC’97 Audioの端子があります。そして右上にはファンの回転数を調節するコントローラを搭載。

天面部
天面のサイドがメッシュ、上部にはスリットが設けられており通気(エアフロー)もバッチリです。フロント側の窪みは「SATA HDD/SSD EZ-Swap Dock」と呼ばれる内蔵用ストレージを簡単に接続できるスペース。黒いゴム部分を外すとSATAコネクタが姿を現します。外付けハードディスク要らずで非常に便利です。


もちろんハードディスクでもSSDでも、3.5インチでも2.5インチでもOK!上の写真が3.5インチのハードディスクを接続した状態。下の写真が2.5インチのハードディスクを接続した状態です。


背面部
INWINの「GR one」というケースはより水冷環境を考えて設計したケースらしく、水冷チューブ用ホールが4つも用意されています。拡張スロットは全部で8つ。さすがフルタワーですね。SLI構成の環境に非常に適しています。

サイド部
正面向かって左側のサイドパネルには大きなアクリル窓が付いています。色は薄目のブルーで透明度が高く、内部がよく見えます。

正面向かって右側のサイドパネルには通気口が完備されています。CPUを冷やす役割としてファンを設置することも可能です。

内部チェック
ケースがフルタワーなので巨大なCPUクーラーとGTX770のSLI構成でも空間にゆとりがあります。エアフローもばっちりです。

3.5インチシャドウベイは全部で8段。多くのストレージを搭載可能です。もちろん2.5インチのSSDやハードディスクを取り付けることもできます。このケースのシャドウベイは5段と3段の2つのユニットで構成されており、それぞれネジで固定されているのでネジを外せば取り外しが可能です。「こんなにシャドウベイがあっても使わないし…」という方は、片一方を外してエアフローを向上させるのも良いかと思います。

3.5インチベイの横にファンが設けられています。場所的におそらくグラフィックカードの熱を逃がす為の物かと思われます。電源を投入すると赤色のLEDが点灯します。


CPUクーラーは「静音パックまんぞくコース」。静音ももちろんですが、これだけ大きなファンとヒートシンクが付いていれば冷却機能もかなり期待できます。ドスパラのデスクトップパソコンには、ほとんどと言っていいほど採用されている「DeepCool/九州風神」製のクーラーです。

ビデオカードは Palit Microsystems の「NE5X770010G2-1041J(GTX770 4GB GDDR5)」を2枚搭載したSLI構成です。ビデオメモリは合計で8GB。

電源はSeasonic製の860W電源を搭載。80PLUS認証は「PLATINUM認証」。型式はXseriesの「XP2 SS-860XP2」のようです。この電源単体でも普通に買えは2万円以上します…

ベンチマークを計測してみた
今回は、「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」のベンチマークを 1280×720ドット 解像度と、1920×1080ドット 解像度で、それぞれ「最高品質」にて計測してみました。GTX 770 SLI構成の実力はいかに…結果は下をご覧ください。
1280×720ドット (最高品質)

1920×1080ドット (最高品質)

1280×750ドット (最高品質)で20,000オーバー。そして1920×1080ドット (最高品質)で15,000オーバーとかなり高い数値が確認できました。前にレビューをした「GALLERIA XF-A」と比べるとGTX 770のSLI構成がかなり数値に貢献しているのが分かります。CPUの4770と4770Kの違いも多少あるかと思いますが…。これだけの実力があれば大抵のゲームは高品質かつ高解像度でも快適に動作するはずです。
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