GALLERIA QF860HEの実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
GALLERIA QF860HE(Core i7 4710MQ、GTX860M搭載)
今回レビューさせていただく製品はドスパラのゲーミングノートパソコン「GALLERIA QF860HE」です。
CPUに Intel Core i7-4710MQ、グラフィックスは NVIDIA GeForce GTX 860Mが搭載されたドスパラの人気モデルです。
ディスプレイはフルHDの15.6インチ非光沢(ノングレア)ワイド液晶を採用。ノングレア液晶が採用されているので、ゲームの長時間プレイでも目が疲れにくいです。
外観や機能性も含めて早速レビュー開始!
今回レビューをするGALLERIA QF860HEの構成を見てみよう!
モデル名 | GALLERIA QF860HE |
---|---|
ディスプレイ | 15.6インチ フルHD 非光沢ワイド液晶ディスプレイ(1920 x 1080ドット) |
CPU | Intel Core i7-4710MQモバイル・プロセッサー |
メモリー | 8GB PC3-12800 デュアルチャネル DDR3L SO-DIMM (4GBx2) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 860M 2GB + インテル HD グラフィックス (NVIDIA Optimus テクノロジーによる切り替えに対応) |
ハードディスク | 500GB SATA 3Gb/s(5400回転) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
パッケージと付属品をチェック
パッケージ
「GALLERIA」と印字されただけのとてもシンプルなパッケージです。ダンボールの厚みもあり、衝撃にも強そうです。周りはツヤツヤにコーティングしてあり、いかにも高級品といった印象を受けます。

付属品
付属品は「はじめにお読みください、マニュアル、PC-DOCTOR、ユーティリティードライバーディスク、光学ドライブの付属ソフト」となります。もちろん電源アダプターもあります。
2013~2014年にかけてドスパラはハードディスクやSSDに「Diginnosかんたんリカバリー」というリカバリー領域を積極的に作成しており、OSのインストールディスクは付属しないケースが多いです。

外観チェック
天板部
天板はこれ以上ないくらいシンプルです。ここまでシンプルなゲーミングノートも珍しいのではないでしょうか?個人的にはシンプルなデザインが好みなのでかなり好印象ですが、好みは分かれそうですね。


サイド
サイドにはUSB 2.0、USB 3.0がそれぞれ2ポートずつ搭載されており、外部出力はHDMIとD-Sub 15ピンとなります。マイク入力とヘッドフォン出力は一番フロント側に設置されています。


ドスパラの公式サイトでは高さが「37.6 mm」と表記されておりますが、一番高い部分を計ってみたところ40 mm程度ありました。

正面
ノートパソコンを開いて正面から見てもシンプルです。15.6インチの筐体サイズなので持ち運びも問題なく出来そうですが、電源アダプターが大きいのが玉に瑕…やはりゲーミングパソコンはグラフィックの関係で消費電力が高いのでこればかりはしょうがないですね。

ディスプレイ
15.6インチ フルHD(1920 x 1080 ドット)ワイド液晶ディスプレイが搭載されています。非光沢(ノングレア)タイプなので映り込みが少なく、ゲームの長時間プレイでも目が疲れにくい特徴があります。


キーボード部分
キーボードはテンキー付きです。キーストロークは計測してみたところ2 mm程度でした。キータッチも良く、押しやすいキーボードだと思います。


電源は右上に配置されています。電源を入れるとブルーのLEDが点灯します。

左側が通常よりファンの速度を上げてPCの全体温度を冷却する「クーラーブーストボタン」、そして右が設定された任意のソフトやファイルをクイックで起動できる「P1ボタン(ユーザー定義ボタン)」になります。

タッチパッドは少し大きめ。質感がサラサラしており指通りが良いです。クリックも押しやすく感覚も良いですが、押した時に生じる音が若干大きめなように感じます。

デバイスインジケーター(状態表示ランプ)は左から「HDDアクセス LED、Bluetooth、無線LAN LED、充電 LED、Caps Lock LED、Num Lock LED、スリープ LED」となっています。

裏面
ネジを4本外すだけで裏面のパネルを外すことができ、ストレージやメモリーの取り外しや増設が容易に出来ます。バッテリーパックを外さないと見えないネジが1本あるので裏面のパネルを外す時には必ずバッテリーパックを外しましょう。

正面側の真ん中あたりにカードスロット(SDカードリーダー)が付いています。

内部
mSATAスロットを2つ搭載しています。mSATA SSDをHDDのキャッシュとして利用し、HDDの大容量とSSDの高速性を両立させても良し、容量が大きめのmSATA SSDを起動ディスクにして、HDDをデータ保存用として使用しても良いかと思います。使い方は何通りかあるので、自分好みの仕様にしましょう。
※mSATA SSDはもちろんドスパラでカスタマイズ可能です。2014年11月現在で120GB mSATA SSDのカスタマイズがキャンペーン特価で通常 9,780円のところ → 2,980円(+税)にてカスタマイズ可能です。要チェック!

メモリースロットは2スロットです。ドスパラの基本構成では4GB×2枚の計8GBが搭載されています。最大搭載容量は16GB。ハードディスクは基本構成で500GBを搭載。1TBヘのカスタマイズが2,980円 + 消費税(2014年11月現在)と比較的安価なので、大容量のデータを保存される方はカスタマイズしておいた方が無難かと思います。

ベンチマークを計測してみた
ベンチマークの定番3DMarkの「Fire Strike」と「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」のベンチマークを走らせてみました。GALLERIA QF860HEの実力はいかに!?
3DMark「Fire Strike」

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (高品質ノート)]

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1920×1080ドット (高品質ノート)]

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1920×1080ドット (最高品質)]

各種ベンチマークの結果を見てみると、GALLERIA QF860HEはゲームをするのに十分な性能が兼ね備えられていると言えます。表示解像度にもよりますが、大抵のゲームは快適にプレイすることができるかと思います。
スコア的には前にレビューをしたCore i7-3930K、GeForce GTX560 Tiを搭載したデスクトップパソコン「Galleria TX-e」に負けずとも劣らないスコア。モバイルGPUもついにここまで来たか…というのが率直な感想です。
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