G-GEAR GA7J-F61/Eの実機レビュー
今回レビューする製品はコレっ!
TSUKUMO(eX.computer)のG-GEAR GA7J-F61/E
今回レビューをさせていただく製品はTSUKUMO (eX.computer)のゲーミングデスクトップPC「G-GEAR」シリーズの GA7J-F61/E です。CPUに Intel Core i7-4790、ビデオカードに NVIDIA GeForce GTX760 を搭載しているミドルレンジモデルとなります。PCケースはオリジナルのG-GEAR専用ミドルタワーケース(62R3)を採用。
レビューで使用した本機は基本構成スペックから電源を750W 80PLUS GOLD認証へアップグレードし、120GBのSSDを追加で搭載しております。
採用されているパーツの詳細やG-GEARオリジナルケースの仕様、ベンチマークスコアも含めて早速レビューしていきましょう!
G-GEAR GA7J-F61/Eの構成を見てみよう!
G-GEAR GA7J-F61/Eの基本構成スペック
CPU | インテル Core i7-4790 プロセッサー |
---|---|
CPUクーラー | 標準CPUクーラー |
メモリー | 8GB PC3-12800 DDR3 (4GBx2) デュアルチャネル |
マザーボード | GIGABYTE GA-H97-HD3 |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX760 2GB |
ハードディスク | 1TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 550W 80PLUS BRONZE認証 |
今回レビューをするG-GEAR GA7J-F61/Eの構成
CPU | インテル Core i7-4790 プロセッサー |
---|---|
CPUクーラー | EVERCOOL BUFFALO HPFI57-10025EP |
メモリー | 8GB PC3-12800 DDR3 (4GBx2) デュアルチャネル |
マザーボード | GIGABYTE GA-H97-HD3 |
ビデオカード | Inno3D製 NVIDIA GeForce GTX760 4GB |
SSD | 120GB |
ハードディスク | 1TB |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応) |
電源 | 750W 電源(CORSAIR製 / 80PLUS GOLD認証) |
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ケースの外観チェック
フロント部
オリジナルのG-GEAR専用ミドルタワーケース(62R3)のフロントです。フロントの大部分がメッシュ加工されており、エアフローに優れたケースです。デザインは若干CoolerMasterのCM690シリーズに似ている気がします。フロント下部には「G-GEAR」のロゴがあります。

フロント上部にはマイク入力、ヘッドフォン出力、USB2.0ポート、リセットスイッチ、電源ボタンがあり、全て一直線のラインで並んでいます。フロント部分にUSB3.0ポートが無いのが残念。

天面部
天面部は通気口も無くフラットなデザインです。

フロント側にはラバー製の滑り止めが付いており、この部分に外付けハードディスクやスマートフォンなどを置くことができます。

底面部
フロント側はラバー製のインシュレーターで背面側はプラスチック製のインシューレーターが採用されています。足の高さが比較的高く設計されており、ちょうど指先が入る位なので持ち上げやすいのが特徴。

背面部
マザーボード(GIGABYTE GA-H97-HD3)のポート類は PS/2ポート(マウス、キーボード)、 USB2.0ポート ×2、DVIポート、VGAポート、HDMIポート、USB3.0ポート ×4、LANポート、オーディオポート(サラウンド・サイドスピーカー出力、センター・ウーファー出力、サラウンド・バックスピーカー出力、マイクイン、ラインアウト、ラインイン)です。DVIポート、VGAポート、HDMIポートは本機では使用しないのでシールが貼ってあります。

ビデオカードは「NVIDIA GeForce GTX760 4GB」を搭載。2スロット分を占有しています。映像出力は Dual Link DVI-I×1、Dual Link DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1 です。

サイド部
正面向かって左側のサイドパネルには通気口が完備されています。

正面向かって右サイドです。

内部チェック
電源はケース上部に配置されているタイプです。配線も上手に束ねられており、とてもスッキリしています。本機で採用されているG-GEAR専用ミドルタワーケース(62R3)の奥行は475mmと一般的なミドルタワーのサイズとなりますが、3.5インチシャドウベイの位置を考えると長さのあるグラボは搭載不可能かと思われます。ちなみにドスパラのガレリア専用KTケースは奥行が520.7mmあるので、同じミドルタワー採用のBTOパソコンでもサイズがかなり違います。

eX.computerのBTOパソコンは下の写真のように電源ケーブルを束ねているのが特徴です。

3.5インチシャドウベイは全部で4段。もちろん2.5インチのSSDやハードディスクを取り付けることも可能です。

HDDマウンタは2本の指でつまんで引き出すだけのスクリューレス方式マウンタが採用されています。自分で増設をする際はとても便利です。

CPUクーラーはカスタマイズで選択可能なEVERCOOL製「BUFFALO HPFI57-10025EP」です。赤いファンが特徴の空冷式クーラーです。

マザーボードはGIGABYTEの「GA-H97-HD3」が採用されていました。このマザーボードはOEM生産品ではなく市販されているモデルとなります。流通価格で9,000~11,000円程度のどちらかと言えばエントリーモデルにあたる製品です。

ビデオカードはInno3D社製。GPUはNVIDIA GeForce GTX760でビデオメモリは4096MBのオーバークロック仕様です。ちなみに当サイト管理人はInno3Dというブランドのビデオカードを本機で初めて見ました。ネットでの情報も少ないので、メジャーなブランドではないようです。ツインファン搭載で質感も良く、作りもしっかりとしているので管理人的には好印象。

電源ユニットはカスタマイズで選択可能なCORSAIR製の750W 80PLUS GOLD認証電源です。型番は「HX750 CP-9020031-JP」となります。プラグイン式の電源をカスタマイズで選択した場合、使用しない電源ケーブルは付属品として同封されてきます。


ベンチマークを計測してみた
今回は、3DMark「Fire Strike」と「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」の2つのベンチマークを走らせてみました。ミドルレンジの人気シリーズGeForce GTX 760のオーバークロック仕様(コアクロック:980MHz → 1006MHz、Boostクロック:1,033MHz → 1059MHz)はどの程度のスコアを出すのでしょうか?
3DMark「Fire Strike」

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (最高品質)]

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3DMark「Fire Strike」のスコアは6,000に迫る勢い。ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編も文句なしのスコアだと思います。ファイナルファンタジーの公式サイトによると7,000~が「非常に快適」にプレイできるラインなので十分な性能を満たしていると言えます。高グラフィックスのゲームも快適にプレイでき、幅広くゲームを楽しめる1台ではないでしょうか。
本機は基本構成スペックでも十分にコストパフォーマンスが高いですが、TSUKUMO(eX.computer)はカスタマイズの価格も比較的安価なのでこだわる部分にはしっかりこだわって購入するのが良いかと思います。

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