ASUS Xonar Essence STXのレビュー
今回レビューする製品はコレっ!
ASUSの高品質サウンドカード「Xonar Essence STX」
今回レビューさせていただく製品はASUSのサウンドカード「Xonar Essence STX」です。
本機はASUSオリジナル高性能オーディオプロセッサー「ASUS AV100」搭載し、S/N比(信号対雑音比/SNR/C/N比)124dBを実現した高品質サウンドカードとなります。もちろんゲームにも音楽にも映画にも対応しており、これ1枚で「音」を十分に楽しむことができます。
オペアンプを簡単に交換できるのも本機の特徴の一つで、より自分好みの音質へカスタマイズすることも可能です。(オペアンプの交換など改造は自己責任にてお願い申し上げます。)
Xonar Essence STXのスペックを見てみよう!
モデル名 | Xonar Essence STX |
---|---|
S/N比 | 124 dB |
サラウンド機能 | 7.1ch |
出力サンプリングレート | 24bit/192kHz |
入力サンプリングレート | 24bit/192kHz |
補助電源コネクター | 4ピン×1 |
まずはパッケージをチェック
パッケージの表面です。

パッケージの表面には扉が付いており、中身を覗くことができます。ビデオカードにもこのような仕様のパッケージがあります。いかにも高級機って感じです。

パッケージの裏面です。

付属品をチェック
付属品は、ポスター?のようなもの×2枚、テストレポート、マニュアル、同軸・光デジタル変換コネクタ、標準プラグ・ミニプラグ変換アダプタ、RCA・ミニプラグ変換アダプタ、ドライバディスクとなります。

個人的に気になったのが音質テストのレポート冊子。こんなものを付属するって品質に相当な自信がないとできませんよね。


本体をチェック
シールド部分にはパッケージにも描かれていた「虎」のマーク。

カード本体の全長は約168mm(突起部分含まず)。PCIフルサイズのPCケースなら、どのケースでも問題なさそうです。

搭載されている端子は、RCA端子×2(入出力)、6.3mmステレオジャック×2(入出力)、S/P DIF出力(同軸)×1 となります。

カード上部にフロントパネル出力端子が装備されています。


カード先端には4ピン電源コネクタがあります。本カードは使用に際して補助電源が必要なので、このコネクタに4ピン電源ケーブルを接続する必要があります。

基盤の裏側です。

シールドを外してみました。シールドを外すとオペアンプが顔を出します。シールドを外して気が付いたのですが、このサウンドカードはリレーの数が多いですね。

EMI(電磁妨害)ノイズを抑えるため、銅プレートが設置されています。

レビュー本機のオペアンプには「LM4562NA」と「2114D」が採用されていました。リレー回路はNEC製。日本製の部品がふんだんに使われています。

Xonar Essence STXについてのまとめ
Xonar Essence STXは2009年発売ながら、現在でも売れ筋の息の長いサウンドカードです。それだけ長い間ユーザーに支持されているということは、コストパフォーマンスに対しての満足度が高いという表れとも言えます。
使用されている部品も品質の良いものが採用されており、ニチコン製"Fine Gold"プロフェッショナルオーディオコンデンサやNEC製のリレー回路、そしてオペアンプには評価の高い「LM4562NA」と「2114D」が採用されています。 また、それらの品質の良い部品を安定して機能させるために補助電源から電力を供給させる仕組みを採用しているというのも本機の魅力のひとつではないでしょうか。
音質は人それぞれ好みがありますが、オーディオマニアかつ、様々なサウンドカードを試してきた管理人的には、十分満足できるパフォーマンスだと感じました。折角ならヘッドフォンやスピーカーにもこだわりたいところですね。
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