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ALIENWARE Area-51の実機レビュー(後編)

※前編のレビュー記事では、ALIENWARE Area-51の仕様と構成スペック、外観チェックを掲載しています。

ALIENWARE Area-51の筐体内部構造とベンチマークをチェック!

内部へのアクセス

サイドパネルの開け方

ALIENWARE Area-51のサイドパネルは、本体背面上部のオープンレバーを引き上げることにより開けることができます。購入時はこのオープンレバーがロックされた状態なので、まずはロックの解除をしなければなりません。

ALIENWARE Area-51のサイドパネルの開け方

下の画像の赤丸部分がロックレバーとなり、このロックレバーを左にスライドすればロックが解除されますが、そのためにはまず青丸のネジを外す必要があります。

ALIENWARE Area-51のサイドパネルのオープンレバーロックを解除する(その1)

プラスドライバーを使ってネジを外します。

ALIENWARE Area-51のサイドパネルのオープンレバーロックを解除する(その2)

ネジが外れたらロックが左にスライドします。これでロック解除となります。

ALIENWARE Area-51のサイドパネルのオープンレバーロックを解除する(その3)

あとは下の画像のように、オープンレバーを上に引き上げればサイドパネルが開きます。

ALIENWARE Area-51のサイドパネルを開く

筐体内部をチェック

内部構造

ALIENWARE Area-51の内部です。こうして見てみると3-wayのNVIDIA GeForce GTX980が内部でかなりのスペースを占領しているのが分かります。電源ユニットもかなり大きいです。

ALIENWARE Area-51の内部

ALIENWAREと言えば、サイドパネルを開いた時のLED照明が特徴の1つですが、ALIENWARE Area-51は今までのALIENWAREシリーズに比べて控えめな感じです。

ALIENWARE Area-51の内部LED照明

ALIENWAREではお馴染みの「グレイ(宇宙人)」マークが入った簡易水冷式CPUクーラー。完全にオーバークロックを想定していますね。

ALIENWARE Area-51に搭載されていた簡易水冷式CPUクーラー

レビュー本機の目玉「NVIDIA GeForce GTX980 のSLI(3枚)構成」です。搭載されていたビデオカードはリファレンスカードと同じ外観とファンのようです。3枚それぞれの隙間は管理人が想像していたより余裕があり、エアフローもきちんと確保できているようです。

ALIENWARE Area-51に搭載されていたNVIDIA GeForce GTX980 のSLI(3枚)構成

電源はDELTA製の1500W電源が搭載されていました。ALIENWARE Area-51 スプレマシーの標準搭載電源となります。公式サイトには記載がありませんでしたが、製品ラベルを確認してみたところ80PLUSのGOLD認証電源でした。

ALIENWARE Area-51に搭載されていた電源ユニット

正面向かって右側の内部

正面向かって右側の内部はストレージを搭載するスペースとなっています。レビュー本機は512GBのSSDが1基と4TBのハードディスクが1基搭載されています。ちなみにSSDがSAMSUNG(サムスン)製で、ハードディスクがWESTERN DIGITAL(ウェスタンデジタル)製のものが採用されていました。

ALIENWARE Area-51の正面向かって右側の内部

全部で2.5インチ × 1基、3.5インチ × 3基のストレージが搭載可能。

ALIENWARE Area-51の2.5インチシャドウベイ
ALIENWARE Area-51の3.5インチシャドウベイ

ALIENWARE Area-51の機能について

Alienwareコマンドセンター

Alienwareコマンドセンターでは、ファンの速度を調整したりイルミネーションの色を変更したりすることができます。Alienwareコマンドセンターを起動するにはデスクトップ上の「Alienwareコマンドセンター」をダブルクリックすればOK!

Alienwareコマンドセンター

Alienwareコマンドセンターの「サーモシステム管理」では、各種センサーの調整やファン速度の調節が可能。オーバークロックなどしない限りは自動調節で問題ありません。

Alienwareコマンドセンターの「サーモシステム管理」

Alienwareコマンドセンターの「AlienFX」では、本体イルミネーションの変更が可能です。選択できる色の種類も豊富でそれぞれの箇所で色を変更できるので、カラフルなイルミネーションにすることも可能です。

Alienwareコマンドセンターの「AlienFX」
ALIENWARE Area-51のイルミネーション(その1)
ALIENWARE Area-51のイルミネーション(その2)

ベンチマークを計測してみた

今回は、…というか当サイトではお決まりとなってきた3DMark「Fire Strike」と「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」の2つのベンチマークを走らせてみました。ちなみにレビュー本機はファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼアの推奨モデルとなります。スペック的にかなりのスコアが出るであろうことは予想されますが、正直なところNVIDIA GeForce GTX980 のSLI(3枚)構成でベンチマークを走らせるのは当サイト管理人も初めてなので、かなりの期待を寄せて計測しました。結果は下をご覧ください。

3DMark「Fire Strike」

ALIENWARE Area-51 スプレマシーの3DMark「Fire Strike」ベンチマークスコア

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1280×720ドット (最高品質)]

ALIENWARE Area-51 スプレマシーの「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」ベンチマークスコア 1280×720ドット (最高品質)

ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 [1920×1080ドット (最高品質)]

ALIENWARE Area-51 スプレマシーの「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」ベンチマークスコア 1920×1080ドット (最高品質)

3DMark「Fire Strike」では驚愕のスコアが叩き出されました。今回のベンチマークでは少しスコアが出過ぎな気もしますが、この辺りは環境によって多少前後するかと思います。「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編」は、前にレビューをした NVIDIA GeForce GTX980(1枚)を搭載したドスパラの「GALLERIA ZG」と比べてスコアにほとんど差がなかったので、何やらSLIが有効になっていないような感じの結果となりました。SLIは設定で有効にしているのにおかしいですねぇ…何か申し訳ございません…
SLIが確実に有効になっている 3DMark「Fire Strike」のスコアを参考値として見る限り、普通のハイエンドPCでは味わえない動作環境が手に入ることは間違いないかと思います。


ALIENWARE Area-51についてのまとめ

デルのALIENWAREシリーズには新モデルが発売されるたびに毎回驚かされていますが、今回のALIENWARE Area-51のモデルチェンジが管理人的には一番インパクトが強かったです。中でも一番驚いたのは一見してパソコンだとは気付けないであろう三角形の筐体「Triad(トライアド)」デザイン。筐体内部の冷却効率と使いやすさを究極まで追い求めたデザインで、造形美と機能美を兼ね備えた未だかつて見たことがない筐体です。もちろん言うまでもなく製品自体のパフォーマンスも優れており、今回実際にレビューしてみて「ALIENWARE Area-51という製品はデルが細部までとことん拘って生み出された1台」というのがひしひしと伝わってきました。正直なところ価格設定も高いですが、それ以上の価値と快感を感じられる究極の1台ではないでしょうか。

※デルの直販サイトでは、お得なキャンペーンを期間限定で行っています。ご購入をお考えの方はくれぐれもお見逃しのないよう、こまめにチェックしておきましょう。




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デル株式会社

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