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簡易水冷クーラーについて考える

更新日:2018年11月16日

メンテナンスフリーの簡易水冷クーラーについて真剣に考える

以前ネットオークションで落札した簡易水冷クーラーの調子がどうもおかしく、CPUの温度が異常な数値になってしまうといった状態です。起動時に内部の冷却液が動いているのは音で確認できるのですが、何か空気が入ってしまっているような少し違和感を覚える音がします。
いずれにせよ、このままでは使用できないので新しいCPUクーラーに交換をする予定なのですが、その前にこの調子が悪いメンテナンスフリーの簡易水冷クーラーが実際どのような状態なのか確認してみることにしました。

メンテナンスフリーの簡易水冷クーラー

原因は簡易クーラー内部の冷却液とみて間違いないので冷却液を出してみる

簡易水冷クーラーの種類によってホースを外す方法は異なりますが、今回の簡易水冷クーラーはホース先端のキャップがワッシャーで留められているだけだったのでドライバーでワッシャーを外します。

ドライバーでワッシャーを外す

あとはホース先端のキャップを引っ張れば簡単に外れます。キャップには2本のゴムパッキンが付いていました。

ホース先端のキャップを抜く

衝撃!?これが簡易水冷クーラーの冷却液だ!

さて、いよいよ簡易水冷クーラーの冷却液とご対面となったのですが、想像していたクリアなイメージとかけ離れたその冷却液の汚さに一瞬凍り付いてしまいました…苦笑
以前使用されていた方がどんな環境下でパソコンを使われていたかは存じませんが、こんな汚いものなのでしょうか…?

簡易水冷クーラーの冷却液

気になったら止まらない(笑)別の簡易水冷クーラーを用意して確認してみた

茶色っぽい錆のような沈殿物が見受けられますが、メンテナンスフリーの簡易水冷クーラーって使用していれば何れこんな風になってしまうんでしょうかね?…ってことを考えていたら気になって止まらなくなってしまったので、管理人がサブで使っているパソコンに組み込まれていた同じタイプの簡易水冷クーラーを分解して冷却液を出してみました。

簡易水冷クーラーの冷却液 その2

前者ほど汚れていませんが沈殿物は見受けられますね。っていうか大きさも形もほとんど変わらないクーラーなのですが、前者の方が明らかに冷却液が少ないです。蒸発するっていうのは考えにくいのですが…何故でしょうか…?


「メンテナンスフリー」っていうのも考え物だなと感じた今回の出来事

管理人は今回の体験をするまでは、正直「メンテナンスフリー」っていうものに絶対の安心感を持っていました。
「何年で」、「どのくらいの使用頻度で」というのは分かりませんが、使っていればいつかはこのような状態になってしまうと考えると、やはり「メンテナンスフリー」と言えど定期的な交換は必要なんだということを認識しました。
簡易水冷クーラーは種類も豊富で価格もまちまちなのでどれを選んでいいのか迷ってしまうかと思いますが、基本的な構造はどれも同じです。一番注意しなければならないのが「自分の使っているパソコンのケースに搭載できるのかどうか」です。特に2連ファンや3連ファンのものはケースサイズやケース構造に注意して購入する必要があります。
もし自身で交換作業ができないということであれば、パソコンショップのドスパラにてCPUクーラーの交換やアップグレード作業をしてもらえます。是非一度チェックしてみてください。


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