薄型iMac(21.5インチ)のメモリを交換
薄型iMac(21.5インチ)のメモリを交換してみた
前回の気まぐれレポート【薄型iMacのハードディスクを換装してみた】で薄型iMacのハードディスク換装を実践したのですが、今回はメモリを交換していきたいと思います。なお、薄型iMacの画面を取り外す作業は前回で実践済みとなりますので、今回は省略させていただきます。

メモリを交換するために基盤(ロジックボード)を本体から外す
薄型iMacの21.5インチタイプはメモリスロットが基盤(ロジックボード)の裏側に配置されているのでロジックボードを外さないとメモリの交換を行うことができません。正直面倒ですが、これしか方法はないのでロジックボードを外せるところまで分解していきます。



正しい手順は管理人もよく分からないので、とりあえずロジックボードに接続されている目に見える配線関係から外していきます。




目に見える配線だけでもけっこうあります。残さずにしっかりと外しましょう。




目に見える配線が一通りはずせたら今度はファンを外します。先ほど外した配線の中にファンの配線も含まれているので、固定用のネジを3本取るだけで外すことができます。



続いてマウンタごとハードディスクを外します。




次にハードディスクが乗っかっていた受け皿的なやつを外したいのですが、そのためには下に位置する電源ユニットを少し浮かせなければなりません。


電源ユニットのネジを外して右上にある配線を抜きます。


電源ユニットのネジと配線が外れたら、指で電源ユニットを手前に引き、少し浮かせます。


続いてハードディスクの受け皿的なやつを外していきます。まずはネジを外して、突起部分を交わしながら指でつまみ上げます。



ここまで分解して、やっとヒートシンクのネジを外すことができます。見えにくいネジもありますが、全部で4本で固定されているので全て外しましょう。





続いて右側に配置されているスピーカーのネジ2本を緩めます。


ここまで来たらロジックボードを外せる状態になるまでもう少しです。ロジックボードを固定しているネジと無線LANの端子を外していきましょう。




っと、ここで気が付いたのですが、ロジックボードの一番右下にフラットコードの接続端子があるので、ここも忘れず外しておきましょう。


さて、ロジックボードのネジと無線LANの端子を外し終わったら、ロジックボードを少し浮かせて裏側の配線を外していきます。





これでやっと…ロジックボードが外せます!長い道のりでした…(苦笑)


あとは搭載されているメモリを外して新しく用意したメモリに交換するだけです。メモリスロットは一般的なノートパソコンと同じ仕様になっているので、両端にあるレバーを 外側に倒せばメモリが起き上がってきて取り外しができる状態となります。


メモリを交換し終えたら最後にしっかりと固定されているのを確認して完成です!
あとは分解した逆の手順でiMacを元通りに戻していくだけですが…分解してきた道のりを考えると憂鬱ですね(苦笑)


薄型iMac(21.5インチ)のメモリを交換してみて感じたこと
前回実践した【薄型iMacのハードディスクを換装してみた】の延長線という簡単な気持ちで取り掛かった今回の実践だったのですが、思った以上に大変な作業でした。
正直なところ、管理人のiMacはCTOでメモリを元々16GB積んでいたので交換する必要はなかったのですが、これから挑戦される方の参考に少しでもなればと思い実践してみた次第です。(参考になるかわからんけど…笑)
すでにiMacを購入している方や中古で購入される方は別ですが、これから新しくiMacを購入しようとお考えの方は自力で交換を考えるのではなく、ストアでのCTOを強くおすすめします。
なお、今回行ったiMac(21.5インチ)のメモリ交換は完全自己責任となります。リスクも伴う作業になりますので、自信のない方はお控えくださいますように…
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