ポータブルHDDを分解してSSDに換装
壊れてしまったポータブルHDDを分解してSSDに換装してみました
毎日のように使用していた愛用のポータブルHDDが先日からどうも調子がおかしく、USBを挿してもパソコンが認識してくれなくなってしまいました…まぁバックアップはとっているので別段の問題はないのですが、新しくポータブルHDDを購入する必要が出てきてしまいました。この際なのでポータブルHDDではなくポータブルSSDを購入しようと色々調べてみたのですが、240GB以上になるとまだまだ高いんですね… そこで、「壊れてしまったポータブルHDDを以前購入した240GBのSSDに換装してしまおう!」と思いついたので、今回早速実践してみました。



まずはポータブルHDDを分解します
カバーを開ける
管理人が使用していたポータブルHDDは I-O DATAの「HDPE-UT500」というモデル。2012年発売の製品です。このモデルはカバーがツメで固定されおり外装部分にネジは1本もありません。
まずはサイドの隙間に精密ドライバーのマイナスを差し込み少しずつカバーを浮かせてツメを外していきます。



1~2か所ほどツメが外れたら、あとは隙間に沿って少しずつドライバーをスライドさせていくと外し易いです。


マウントされている土台からハードディスクを外す
ハードディスクのネジ穴に突起物を咬ませてあるようなので、ここでも精密ドライバーのマイナスを使って隙間を広げ、てこの原理でハードディスクを浮かせて外します。


HDDに接続されたコネクタボードを抜く
ハードディスクに接続されているコネクタボードを抜きます。ただ単に挿してあるだけですが若干固いので気を付けて抜いてください。


最初は上の写真のように端を掴んで引き抜こうとしましたが、ボードが薄く割れてしまいそうだったので、下の写真のようにボードを掴んで抜いたほうが良いかと思います。


ハードディスクをSSDに換装する
分解と逆の手順でSSDを換装し組み立てていきます。ちなみに今回管理人が用意したSSDはcrucial(クルーシャル)の容量240GBのSSDです。

SSDにコネクタボードを接続する
特に難しいことはないです(笑)向きだけ注意して接続してください。


SSDを土台にマウントする
下の写真のように土台に突起物があるので突起物がSSDのネジ穴にしっかり咬むようにマウントします。



もしうまく咬まないようであれば精密ドライバーのマイナスで隙間を広げると簡単です。


カバーを取り付ける
ここも難しいことは何もありません。カバーを被せて指で押さえてツメを固定したら完成です。


動作チェックを行う
USBケーブルを接続して通電確認
USBケーブルを接続してアクセスランプを確認します。

認識されているか確認後、フォーマットを行う
Windowsのコントロールパネルから「システムとセキュリティ→ハードディスクパーテーションの作成とフォーマット」と進み、ディスクの管理を起動させます。ここでちゃんと認識されていればOK。


あとはフォーマットをすればポータブルSSDの完成です。

ポータブルHDDをSSDに換装してみた感想(ダジャレじゃないです…)
今回初めてポータブルHDDをSSDに換装してみましたが、苦労する点もなく思ってたよりも簡単でした。もちろんポータブルHDDの種類によっては難しかったり、難しい以前に出来なかったりするタイプがありますので、事前にちゃんと調べたうえで換装に臨みましょう。
ポータブルSSDを使用しての感想としては、やはりハードディスクのようなもっさり感もなくかなり快適です♪そして何より重量が軽くなった!換装して本当に良かったと思います。ただ、若干発熱が気になるかな…
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