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「GALLERIA」の魅力を徹底分析(後編)

※前編の解説ページでは、GALLERIAの魅力についての分析と専用ケースの特徴を徹底的に解説しています。

実機を使用して「GALLERIA(ガレリア)」を徹底解剖!(後編)

前編では主にGALLERIA専用ケースの外観や仕様、特徴について解説をしましたが、後編ではいよいよGALLERIAの筐体内部について解説をしていきます。使用されているパーツの詳細や拡張性の調査、配線のしかたやケース内部の特徴までGALLERIAを徹底解剖!

GALLERIAの筐体内部を徹底解剖!

内部全体

GALLERIA専用ケースは奥行が一般的なミドルタワーに比べて長いので内部の空間にゆとりがあります。エアフローがきっちり確保されていて配線もキレイです。ちなみに下の画像は「GALLERIA XF」の内部です。

GALLERIA XFの内部
GALLERIA XFの内部

下の画像は「GALLERIA ZG」の内部です。

GALLERIA ZGの内部
GALLERIA ZGの内部

下の画像はミニタワー型モデル「GALLERIA XF-M」の内部です。

GALLERIA XF-Mの内部
GALLERIA XF-Mの内部

拡張性をチェック

まずはGALLERIA専用KTケースのオープンベイのチェックからしていきましょう。5.25インチオープンベイは最大で5段(3.5インチベイ用のマウンタを外した場合)、3.5インチオープンベイは最大2段となっています。

GALLERIAのオープンベイ
GALLERIAのオープンベイ

シャドウベイも豊富に備えられており、3.5インチシャドウベイが5段もあります。

GALLERIAの3.5インチシャドウベイ
GALLERIAの3.5インチシャドウベイ

SSDとHDDのツインドライブ構成でもまだ3段も余るわけですから十分すぎるほどの拡張性です。

3.5インチシャドウベイに搭載されたSSDとハードディスク

3.5インチシャドウベイにはスクリューレス内部ベイが採用されており、着脱が容易に可能。ワンタッチで引き出せるので増設やSSD・HDDの入れ替えも超簡単!

3.5インチシャドウベイのスクリューレス内部ベイ

CPUクーラーをチェック

GALLERIAで選択できるCPUクーラーは「ノーマルCPUファン」、「静音パックまんぞくコースLite」、「静音パックまんぞくコース」、「水冷パック」となります。水冷パック以外は空冷クーラーが採用されておりDeepCool(九州風神)製のものがほとんどです。SCYTHE(サイズ)製のCPUクーラーが採用されることもあります。
下の画像はGALLERIAの「ノーマルCPUファン」です。

GALLERIAの「ノーマルCPUファン」
GALLERIAの「ノーマルCPUファン」

下の画像はGALLERIAの「静音パックまんぞくコースLite」です。

GALLERIAの「静音パックまんぞくコースLite」
GALLERIAの「静音パックまんぞくコースLite」

下の画像はGALLERIAの「静音パックまんぞくコース」です。「静音パックまんぞくコースLite」に比べてファンもヒートシンクも大きいです。ミニタワー型のモデルでは下の画像のような巨大なCPUクーラーは搭載できないので、「静音パックまんぞくコース」を選択した場合でも少し小ぶりなCPUクーラーが搭載されます。

GALLERIAの「静音パックまんぞくコース」
GALLERIAの「静音パックまんぞくコース」

下の画像はミニタワー型GALLERIAの「静音パックまんぞくコース」です。「SCYTHE(サイズ)」製のCPUクーラーが搭載されていました。

ミニタワー型GALLERIAの「静音パックまんぞくコース」
ミニタワー型GALLERIAの「静音パックまんぞくコース」

下の画像はGALLERIAの「水冷パック」です。簡易水冷クーラーとなります。

GALLERIAの「水冷パック」
GALLERIAの「水冷パック」

なお、CPUグリスもオプションで変更が可能です。組立時に塗布をしてくれて、余った分は付属品として同封されるので何回も塗り直しができます。価格もそれほど高くないですし、CPUの負担を軽減して大切なパソコンをより長く使用するためにおすすめのカスタマイズです。
下の画像はGALLERIA購入時にオプションで選択した「高熱伝導率 ナノダイヤモンドグリス OC7(20nmの超微細 人工ナノダイヤモンドパウダー含有グリス)」です。

ナノダイヤモンドグリス OC7
ナノダイヤモンドグリス OC7

メモリーをチェック

GALLERIAに採用されているメモリーは昔はよくSAMSUNG(サムスン)製のメモリーが採用されていましたが、最近ではcrucial(クルーシャル)製のメモリーがよく採用されています。オプションで増設も可能ですが、GALLERIAでは最低でも4GB × 2枚(デュアルチャネル対応)の計8GBが搭載されているので、余程なことが無い限り容量不足を感じることはないかと思います。

crucial(クルーシャル)製のメモリー
crucial(クルーシャル)製のメモリー

マザーボードをチェック

GALLERIAでは世代によって採用されているマザーボードのメーカーが異なります。昔に管理人が購入した第1世代Core i7-860を搭載した「Prime Galleria XF」にはMSI製のマザーボードが採用されていました。ちなみにこの頃は他のBTOパソコンメーカー同様、OEM生産品のマザーボードが使われていました。そして第2世代のSandy Bridge、第3世代のIvy Bridge、第4世代のHaswellでASRock製のマザーボードが採用され、Haswellと同じ第4世代のHaswell Reflesh、Devil's CanyonではASUS製のマザーボードが採用されていました。
管理人は現在でもGALLERIAの様々なモデルをレビューしていますが、最近のモデル(過去5年位?)でOEM生産品のマザーボードが搭載されているのを見たことがありません。これはかなり評価できる点かと思います。

GALLERIAに搭載されていたMSI P55-SD50マザーボード
GALLERIAに搭載されていたMSI製のマザーボード
GALLERIAに搭載されていたASRock B75M
GALLERIAに搭載されていたASRock製のマザーボード
GALLERIAに搭載されていたASUS H97-PLUSマザーボード
GALLERIAに搭載されていたASUS B85M-Eマザーボード
GALLERIAに搭載されていたASUS H97M-Eマザーボード
GALLERIAに搭載されていたASUS製のマザーボード

ビデオカードをチェック

GALLERIAに搭載されているビデオカードはローエンドからウルトラハイエンドまで徹底してPalit(パリット)製のビデオカードが採用されています。日本で販売開始されたのが比較的最近なのであまり馴染みのないメーカーと思われがちですが、Palitはグラフィックカードの世界シェア1~2位を争う、世界規模でトップクラスのブランドです。オリジナルクーラー「JetStream」シリーズはデザイン、冷却性、静音性などとても優れており、管理人的にかなりの名機だと思っています。このPalit製のビデオカードを搭載したパソコンを購入できるのはGALLERIAの販売元であるドスパラだけです。

GALLERIAに搭載されていたPalit製のGeForce GTX 970
GALLERIAに搭載されていたPalit製のGeForce GTX 970
「JetStream」クーラーのGeForce GTX 980
「JetStream」クーラーのGeForce GTX 980

電源をチェック

GALLERIAに搭載されている電源はほとんどのモデルで80PLUS BRONZE認証の静音電源が標準搭載されています。もちろんモデルによっては80PLUS SILVER、GOLD、PLATINUMを標準搭載したモデルもあります。
一昔前のGALLERIAにはDELTA(デルタ)製の電源がよく採用されていましたが、最近ではAcBel(アクベル)製の電源が採用されています。また、電源はカスタマイズの内容がとても豊富でオプションで選べる電源が10種類以上(1部モデルを除く)あります。

GALLERIA標準搭載の80PLUS BRONZE静音電源
GALLERIA標準搭載の80PLUS BRONZE静音電源
オプションのオウルテック製 80PLUS GOLD電源
オプションのオウルテック製 80PLUS GOLD電源

「GALLERIA」の魅力を徹底分析についてのまとめ

以上、2ページにわたって「GALLERIA」の魅力を分析してきましたが、いかがでしたでしょうか?様々な角度から細かく分析をしたつもりですので、ご購入の際の参考にしていただければ幸いでございます。

GALLERIAに限らずBTOパソコンメーカー各社が送り出すゲームパソコンにはそれぞれ魅力的な部分があるので実際に購入をする際には本当に迷ってしまうと思いますが、GALLERIAは管理人個人的にかなりオススメですので是非ご検討いただけたらと思います。

ちなみに私管理人はサードウェーブの関係者でも何でもありません。ただ純粋に良いと感じた物の魅力を皆様に共有してほしくて記事を書いているだけですので勘違いをなさらぬようにお願いいたします。


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