自作パソコン組み立てマニュアル
自作パソコンの組み立てを初心者にも分かりやすく写真付きで解説
自作パソコンの配線をする(1ページ目)
ATXメイン電源を接続する
電源ユニットから出ている一番太く一番ピンの数が多いコネクタを、ATXメイン電源の差し込み口に挿します。


マザーボードの差し込み口と電源のコネクタにはそれぞれ爪が付いていますので、それがしっかり咬み合うまで差し込みます。あまり強く押しすぎるとマザーボードが割れてしまう恐れがあるので気を付けてください。


12Vコネクタを接続する
CPUに電源を供給する12Vコネクタを接続します。12Vコネクタには4ピンと4ピン+4ピン(計8ピン)のものがあります。4ピン+4ピン(計8ピン)はEPS12Vコネクタと言ってより多くの電源を供給することができます。今回はEPS12Vではありませんので、電源側の8ピンの内4ピンは使用しません。


1つ1つのピンにそれぞれ形があるので、マザーボードの差し込み口の形と電源コネクタの形を見ればどちらを挿せばよいかはすぐ分かるかと思います。

12Vコネクタにもマザーボードの差し込み口と電源のコネクタにそれぞれ爪が付いていますので、しっかり咬み合うまで差し込みます。


ファンのコネクタを接続する
今回の実践で使用しているPCケースはフロントと背面に1基ずつファンが搭載されているタイプなので、その2基をマザーボードへ接続していきます。


下の写真のような3本ピンの部分に差し込みます。マザーボードによっては数か所付いていますが、大体1か所は背面ファンの付近にあります。

配線が長すぎる場合は束ねるなどの処置をしておかないと配線とファンが接触して配線が切れてしまう恐れがあります。結束バンドなどを用いても構いませんが、当サイト管理人は下の写真のようにまとめています。

穴に合わせて差し込むだけなので、特に難しいことはないかと思います。フロントファンも背面ファンと行う作業は同じです。

フロントパネルコネクタを接続する
自作パソコンの配線で一番分かりづらいのがフロントパネルコネクタの配線かと思います。電源ボタン、リセットボタン、電源LEDランプ、ハードディスクLEDランプなどPCケースのフロントから出ている配線をマザーボードのフロントパネルコネクタへ接続します。この部分の配線をする時はマザーボードに付属しているマニュアルを必ず参考にしましょう。


マザーボードに付属するマニュアルには下の写真のような配線図が必ず載っています。もし中古で購入したマザーボードでマニュアルが無い場合は、メーカーサイトでダウンロード可能です。

マザーボードによっては、下の写真のような「Qコネクタ」と呼ばれるフロントパネルコネクタ用の接続間違え防止用?の便利なアイテムが付属します。これに記載されている通りに配線するだけなので、これがあればまず間違えることはないかと思います。

LEDランプ系は「+極」と「-極」があります。これを間違えるとショートしてランプが切れてしまいますので注意が必要です。色つき(赤・緑・青など)が+、黒・白が-となります。

Qコネクタにフロントパネルの配線が全て接続できたら、あとはマザーボードのフロントパネルコネクタへ差し込んで完了です。

Qコネクタがない場合は、マニュアルの中の配線図を参考に直接マザーボードのフロントパネルコネクタへ差し込みます。

接続しなくても特に問題ありませんが、BEEPスピーカーもあるようであれば付けておきましょう。


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